ヒットマンガ 〜マンガのセリフでカルタ取り〜

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です。
A7位の、非常にコンパクトなサイズです。
結構持ち歩いているので、ちょっと箱が痛んでます。(笑)



カードです。
奥のカードが読み札、中段のフチの赤いカードが取り札(場札)、
手前が全員がお手つきした時に読み手が受け取る[打ち切りカード](笑)です。



レビュー

一言で言えば、読み札と取り札が漫画の1コマになっているカルタ取りです。
ルールは単純明快、読み手の人が読み札のイラストとフキダシを見て、
その場面にふさわしいセリフを(感情を込めて!)読み上げます。
残りのプレイヤーは、そのセリフにふさわしい絵札を探して、カルタ取りの要領で取り合います。
お手つきをしてしまったプレイヤーはそのターンの権利を失い、全員が1度づつお手つきしてしまったら、
その読み札と取り札はゲームから除外され、読み手は[打ち切りカード]を受け取ります。
順番に読み手を交代しながらプレイを続け、[打ち切りカード]が3枚出るか、
場札が残り1枚になったらゲーム終了です。
自分が取った場札と、自分が読んで誰かが場札を取ってくれた時の読み札が得点で、
[打ち切りカード]はマイナス点になります。

読み札のセリフを読む時は、本当の漫画の一場面のような気持ちで、
感情を込めて読み上げる事が大事です。(笑)

ルールが簡単で手軽に楽しめるパーティーゲームです。


リプレイ

大変申し訳ないのですが、リプレイ記事はまだ出来ていません。(汗)
↓こちらはプレイ中のイメージ写真です。



評価

手軽で盛り上がるパーティーゲームですが、苦手な人もそれなりにいると思われるので、
ある程度プレイするメンバーを選ぶゲームかも知れません。
とはいえ、漫画が好きな人同士なら多分問題なく盛り上がれると思います。
私の場合、職業柄(本業はエロ漫画家です)このゲームも漫画家さんメインのグループで
プレイする事が多いのですが、それはこのゲームをプレイするのに、
ある意味理想的な環境なのかもしれません。(笑)

不慣れなうちや苦手な人は、読み札を見てもセリフが浮かばず、固まってしまう場合が
結構あるのですが、ノリと勢いで盛り上げるゲームなので、なるべく長考でプレイを止めないよう
各自が意識してプレイした方が良いと思います。
困った時は、無理に面白い事を言おうとせず、その絵の状況を素直に叙述するような
セリフを言うのが、プレイを止めない為のひとつのコツですね。

何度も繰り返してプレイするタイプのゲームではないと思いますが、
ルールが簡単で色々な人数に対応できるので、多人数でゲーム会をするような時に
用意しておくと、何かと便利なパーティーゲーム
だと思います。

絵札の中にいくつか、ぱっと見で状況が把握しにくいものがあるのは、
イメージを固定させずに色々なセリフを発想してもらおうと言う意図だと思うのですが、
個人的には、絵札を良く見ないと分かりにくいようなシチュエーションや、細かすぎて
気付きにくいアイテム等を絵に入れるのは、なるべく避けた方が良かったかなと思いました。


私の評価は6点ですが、一応マンガにかかわる仕事をする身として、
いかにも日本マンガ文化的なアイディアに敬意を表して6.5点にしておきます。



攻略のヒント

1.セリフが出てこない時は、イラストの状況を素直に描写すべし
 慣れないうちは(慣れてからも?)、中々ぴったりしたセリフが浮かんでこなくて、
 長時間固まってしまう事がよくあるのですが、ゲームのテンポを考えると、
 あまりゲームを止めてしまうのは避けたいところです。
 面白いセリフを言うに越した事はないのですが、どうしてもセリフが出てこない時は、
 無理をせず、そのイラストの状況を素直に説明するようなセリフにするのが良いでしょう。
 もっと良いセリフがあるかも知れませんが、困った時は仕方ないですよ。

 以下は一例です。
 
 左:「夏の日差しの下に小学生が3人…」
 中央:「顔の横にハエが飛んでいる〜」
 右:「両手を振り上げて、叫んでいるぜー!」

 ・・・まあ、ぶっちゃけ、ちょっと冴えない事は確かですが(笑)、
 ゲームを止めてしまうよりはマシでしょう。

 ちなみに、左の絵は中央下にカエルがいるのですがが、
 こうした細かいアイテムは、取り手が気付いてくれない事も多いので、
 勝負にこだわるなら、セリフで言及するのは避けた方が無難です。
 但、面白いセリフを思いついた時は、勝負にこだわるより
 面白さを優先するのも大いにありと思いますが。(笑)



アンケート

評価平均:5.93点
名前 評価 感想
西野沢 マンガ描きが集まって遊んだためか、意外と長考してしまうことが多かった。
ひらやん プレーヤーの発想力が問われる作品。参加型なので、感情移入で盛り上がり度もアップ。
ゆうめい 6.5 (詳しい感想は「評価」を参照してください) いや〜、マンガは人並み以上に読んでるつもりでも、そのシーンにふさわしいセリフって、意外とスラスラ出てこないものですねえ。(苦笑) 読み手のセリフのセンスと自分の感性がズバリ一致した時は、ちょっと嬉しい気持ちになりますね。(笑)
いとう アイデアは良いと思いますが絵がちょっと線が細かくてパッと見てわかりにくいところがややマイナス。読み手のセンスが試されるゲームです。気心の知れた友人同士などでやると盛り上がるかもしれません。
榊しげる このゲームが面白くなるかどうかはプレイヤー次第。カードの種類も少なく、取り札を誤認させるようなセリフをチョイスするのも難しい。勝敗に拘らず、面白いセリフを考案して叫ぶ、それだけでいいのかもしれない。
百八 こういう、プレイヤーに面白さを丸投げしてるゲーム、結構好きですけどねw 休憩がてらに1回だけやっとくかー、ってゲーム。何も台詞が浮かんでこない時のプレッシャーやべえ。
桐原 これほど嫌いなゲームはなかなかないので、恐縮ながら敢えて最低点をつけさせていただきます。自分の手番に面白いセリフか面白いキャッチコピーを言わなければ意味がないのですが、それを一瞬で思いつくことはほぼあり得ないので、自分の無能さに直面させられ、常に恥ずかしい思いをしなければならず、それに対する救済も用意されていないという、非常に難易度が高く、プレイすると100%鬱になる後味の悪いゲームです。
そう、私の能力が足りないせいです。すぐに面白いことを言える人がうらやましいですね…。


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