HANDS   〜手札のハンドサインを見せ合って、誰かとペアを作ろう〜

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箱です。
いわゆる小箱サイズで、持ち運びは非常に楽です。



ゲームに使用するのは、カードのみです。
様々なハンドサインのイラストが描かれています。


レビュー

*手を上げて! 手を下げて! 親指を立てて! 空に掲げて!

手札のカードに描かれたハンドサインを実際に自分の手で作って、プレイヤー同士で見せ合います。
同じサインを出しているプレイヤーを見つけたらそのサインのカードが得点になりますが、
両手でサインを出しているプレイヤーには要注意!
急いで両手サインのマネをしないと、失点となってしまいます。

多人数プレイでも楽しめる、シンプルで場が盛り上がるパーティーゲームです。


*自分と同じハンドサインを出しているプレイヤーを見つけよう

プレイヤーはのハンドサインの描かれた手札を何枚か(プレイ人数によって手札の枚数は変化します)持ち、
その中のひとつを真似してハンドサインを作ります。
全員を見渡して、同じサインを出している人がいないか探します。
見つからなければ、他の手札のサインに切り替えても構いません。

もし同じサインを出しているプレイヤーを見つけたら、お互いにカードを見せ合って確認し、
本当に合っていれば手札をそれぞれ自分の前に置いて、これが得点となります。
良く似ているけれど微妙に違うサインの札も結構多いので、
カードを見せ合う際はよ〜く気をつけて確認しなければなりません。

得点を得たプレイヤーは、山札からカードを補充します。
自分の手札と同じサインのプレイヤーがいなくて埒が明かないと思ったら、
任意の枚数の手札を山札と交換する事も可能です。


*両手でサインを出しているプレイヤーには要注意!

背景が黄色のカードには、両手を使ったサインが描かれています。
両手を使ったサインを出したプレイヤーがいた場合、他の全てのプレイヤーは
急いでそれと同じ形を真似しなければなりません。

真似るのが一番遅れたプレイヤーは、そのカードを引き取らされて自分の前に置き、
これは失点となってしまいます。

また、自分の手にペアのカードがある時は、任意のプレイヤーに一枚譲って双方で得点を取る事も可能です。
山札がなくなってカードを補充できなくなったら、直ちにゲーム終了です。
自分の前に置いてある得点の札の枚数から失点の札の枚数を引いた数がそのプレイヤーの得点になり、
最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となります。



リプレイ


大変申し訳ないのですが、リプレイ記事はまだ完成していません。(汗)
写真は、プレイ中のイメージ画像です。


色々なハンドサインを次々と出し合います。
似ているようでちょっと違うサインも多いです。(笑)


評価

*簡単なルールで、大人数にも対応できるパーティーゲーム

ルールが簡単で、8人までの多人数にも対応でき、プレイ時間も短目の、
少し身体を動かすタイプのパーティーゲームです。

ハンドサインは、結構良く似た形もあるので注意が必要です。
サインの中には、日本人にとってはちょっと出すのが気まずい形のものもあったりします(笑)
プレイ可能人数は3〜8人となっているものの、ある程度大人数でないと楽しめないゲームかなと
当初は思っていたのですが、実際にプレイしてみると4人位でも十分に楽しめました。


*馬鹿馬鹿しくも楽しいハンドサイン交換

全員がひたすらハンドサインを出し合う様子は、非常に楽しいのと同時に、
ちょっと馬鹿馬鹿しくて結構笑えます。
同じカードを表現したつもりでも、ハンドサインの解釈が微妙に違う人もいたりして、
恐る恐る確認してみてカードが合っていた時は結構嬉しいですね。

両手のカードのルールがいい感じのアクセントになっていて、
リードしていそうなプレイヤーが油断している隙を狙うといった、
微妙に戦略的な要素を生んだりもしています。
ターゲットのプレイヤーが手札を山札と交換している瞬間や、
誰かとカードが一致してその確認をしている瞬間等が狙い目です。


*「ゲーム会」以外の色々な場面でも手軽に楽しめるコミュニケーションゲーム

実はこのゲームを最初に紹介された時、「プレイ中はしゃっべってはいけない」と言われて、
それが正式ルールと思っていたのですが、実際にルールブックを読んでみたところ、
そういう公式のルールは特に無いようです(笑)
ただ、このオプションルールは非常におススメなので、プレイする機会があれば是非試してみて下さい。

実際にプレイしてみると得手不得手は割と出るゲームで、苦手な人はちょっとつらいかも知れませんが、
手に出来たペアを一枚譲るルール等多少の救済はあるので、ある程度バランスを取る事も可能です。

カードゲームなので、箱のサイズもコンパクトで持ち運びにも便利です。
ルールが簡単で場が盛り上がるコミュニケーションゲームなので、
いわゆる「ゲーム会」以外の場に持ち込んでも盛り上がれると思います。
大人数で同時にプレイした時や、とりあえず場を温めたい時におススメです。

 私の評価は8点です。



攻略のヒント

1.油断した相手を狙うべし
 黄色い背景(両手サイン)のカードは、相手に失点を押し付けることの出来る、言わば攻撃カードです。
 使用するなら、折角なのでリードしているプレイヤーを狙いたい所ですね。
 なので、このカードを使う理想的なタイミングは、狙ったプレイヤーが油断している瞬間です。
 中でも一番の狙い目は、カードのペアを見つけて確認し合っている瞬間で、
 フィールドから視線もそれますし、得点を得て安心している所なので気持ち的にも油断が生じやすくなります。
 他に、手札と山札を交換している瞬間も、隙が生じやすくなるので狙い目です。


アンケート

評価平均:6.90点
名前 評価 感想
桐原 当時(何十年前だ)衝撃的だったPITに似て楽しい。ファミリーゲーム的であるにも関わらず、日本人としてはあまり行儀のよろしくないサインがあるのが大きな欠点ですね…。
ゆうめい (詳しい感想は「評価」を参照してください) シンプルなルールの中に斬新で切れのあるアイディアがあるゲームは、個人的に高く評価したいです。僕個人はあまり縁が無いのですが、多分合コンなんかでプレイしても盛り上がりそうな気がしますw
りょうえい 6.5 忙しくて笑えるパーティゲーム。カードの絵と同じサインを手で作って相手に送りながら相手のサインも観察し、同じサインならお互いポイント獲得できるのだけれど、誰かが両手を使った特別なサインを出すと皆でそのサインを真似しなければならないので頭がパンクする。もうめちゃくちゃだよ。自動車免許教習所で慣れない操作と確認にテンパっていたあの時の感覚を味わえてしまう。
榊しげる みんなでワイワイ遊ぶパーティゲーム。あまり勝敗に拘らず楽しく遊びましょう。
百八 これボドゲっていうよりコミュニケーションゲームですね。やってる間はなかなかに面白おかしいんですが、多分私は苦手なタイプのゲームですw


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