狩歌   〜好きな楽曲を使って、カルタ取りを楽しもう!〜

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箱です。
右の小箱は拡張セットです。
コンポーネント(道具立て)はカードのみなので、箱は小さめで、
衣服のポケットでも十分持ち運び可能です。



使用するカード(取り札)です。
単語毎に得点が付いています。取り難そうな単語ほど高得点(最大5点)です。
写真奥の、「僕」「あなた」といった取りやすいカード1枚1点にしかならないですが、
一人で3枚集めるとボーナス点がもらえます。(レビュー参照)


レビュー

*JPOPの音源を使用してプレイするカルタ取り

このゲームの(本来の)ルールを簡単に説明すると、CDやMP3などの音源を使用して、
色々な楽曲を聞きながらその歌詞を利用して行うカルタ取りです。
取り札に書かれている歌詞は、主にJPOPのラブソング系楽曲に良く使われがちなものが選ばれています。
原則として外国語の取り札は無いので、洋楽ではプレイできません
また、演歌やヒーロー系のアニメや特撮の主題歌などでも、ほぼ取れるカードはありません。

登場頻度の低そうな言葉ほど、札を取れた時の得点が高くなっていて、
逆に取りやすい札(「私」「あなた」等)は得点が低いのですが、
一番得点の低いカードを1人で3枚集めると、ボーナス点が10点入ります。
また、一度取った歌詞がもう一度曲中に出ると、カードの得点が倍になります。
それらのボーナスを絡めて上手くカードを集めれば、結構な高得点になる場合もあります。
また、例えば「時間」と書いて「とき」と読むみたいな歌詞の時は、
文字ではなく実際に発音された読み方が正解となりますので、お手つきには注意しましょう。


*カラオケ店でのプレイがおススメ!

そんなゲームなので、JPOPの好きな人同士ならきっと本来のルールでプレイしても盛り上がると思うのですが、
大変残念な事に、私も「希望の船」メンバー達も、揃いも揃ってJPOPに全然詳しくないんですよ(苦笑)。
それっぽい曲の音源を使ってプレイしてみても、誰も知らない曲ばかりなので歌詞を聞き取るのも中々難しく、
正直初めてプレイしたときは結構微妙な空気になってしまいました…。
しかしながら、試しにカラオケ店でプレイしてみた時、「希望の船」におけるこのゲームの評価は一変しました!
何と言っても、画面に歌詞の字幕が出るのがありがたいですね(笑)。
音源を準備する手間も省けますし、プレイアビリティーも格段に上がるので、
個人的にはカラオケ店でのプレイが非常におススメのゲームです。


*「希望の船」オリジナルルールを紹介

ここで、本来の「ゲームレビュー」からは横道にそれてしまうのですが(汗)、
カラオケ店でプレイする際の「希望の船」のオリジナルルールをご紹介します。
個人的に非常におススメのルールなのですが、カラオケ店でプレイする場合は、
ある程度広い机が使える部屋が取れないと取り札を広げるのが難しいので、
その点だけはご注意を…。

「オリジナルルール」と言っても、それほど大きな改変ではありません。
カラオケで歌っている人はカルタ取りに参加できないので、その代わり
「2番目に多く得点したプレイヤーと同じ点数をもらえる」というものです。
最初は「1番多く得点したプレイヤーと同じ点数をもらえる」ルールにしていたのですが、
それだと1人だけ知っている人がいる曲を選ぶのが有利になってしまう事などもあり、
上記のルールが一番バランスが良いという結論になりました。
このルールによって、自分が歌う番が回ってきたプレイヤーは、
サプライ(場のカードの配置)を見て歌う楽曲を戦略的に選ぶ事が可能になります。
勿論、「可能である」と言う事と、それが実際に出来るかどうかと言うのは別の話ですが(笑)。

興味を持たれた方は、是非このルールでのプレイも試してみてください。



リプレイ


大変申し訳ないのですが、リプレイ記事はまだ完成していません。(汗)
写真は、プレイ中のイメージ画像です。



評価

*カラオケ店で盛り上がろう!

大変恐縮なのですが、下記のアンケートを含め、このゲームの評価は
レビューで紹介した「希望の船」オリジナルルールでプレイした結果の感想となっています(汗)。
このルールは、カラオケ店でゲーム会をする事があるグループの方には勿論おススメですし、
普通にカラオケをしに行く時でも、例えば最初の2〜3周だけ狩歌をプレイなんて遊び方でも
場が盛り上がって非常に楽しいですよ!
画面に歌詞が出るからと言って、フライングしてしまわないようにだけ、気をつけましょう(笑)。


*もうひとつのオリジナルルール(?)

さて、レビューにも書いた通り、「時間」と書いて「とき」と読むみたいな場合、
歌詞に書かれた文字でなく実際に発音される読み方を基準にカードを取ります
例えば、「青春」と書いて「きせつ」と読む歌詞があった場合、
字が違っていても[季節(きせつ)]というカードを取って良いのです。
とすると、例えば「…そうです きみと…」みたいな歌詞で、[好き(すき)]というカードは
取って良いのか? という問題が生じますよね。
私が持っているバージョンのルールブックには「読み方さえ一致していれば取れる」とあり、
この文章を愚直に読む分には、このケースは取れると解釈するのが妥当だと思うので、
ずっとそうしてプレイしていたのですが、実は公式のサイトには
このケースは「取れない」と説明されている
事を、つい最近知りました(笑)。

でも…、ごめんなさい! 取れるルールの方が絶対面白いと思います!!
そんな訳で、今後も「希望の船」では上記のケースは取れるルールでプレイしたいと思います。
…と言っても、実際のところ、このパターンでカードが取れるケースはそれ程頻繁にある訳ではないのですが、
時々このケースで誰かがカードを取ると、全員から喝采が起こって場が大いに盛り上がります。
公式には申し訳ないのですが、メチャおススメです。是非お試しを…(小声)


*それぞれのグループで楽しみ方を見つけよう!

なんだか「ゲームの紹介」としてはあるまじき記事になってしまったかも知れないですが(汗)、
私達がこのゲームをいつも大いに楽しんでいる事はホントに間違いないんです。
今回は「希望の船」でプレイする場合のオリジナルルールをいくつかご紹介しましたが、
これを読んで興味を持たれた方は「希望の船」ルールを試してみるもよし、
各々のグループで独自の楽しみ方を見つけるのもよしというタイプのゲームだと思います。

あと、このゲームをプレイした方なら皆さん考える事だと思うのですが、
オリジナルの追加カードなんかも是非作ってみたいですよね!
個人的には「熱血」「最強」「無敵」「平和」「地球」あたりは是非入れたいところです(笑)。

 私の評価は7.5点です。



攻略のヒント

1.自分が取った歌詞は覚えておくべし
 
自分が1度取った歌詞がもう一度出ると、カードを裏返して得点を2倍にできるのですが、
 場のカードを取るのに夢中になりすぎると、既に取ったカードの事をついうっかりしてしまいがちです。
 
楽曲で同じ単語が繰り返し歌詞に出るのは良くあることですし、このゲームにおいては
 それが大きな得点源になります。
 
自分が取った歌詞はなるべく覚えておいて、もう一度出たとき忘れずに得点にしましょう。


 *
以下は「希望の船」オリジナルールでプレイする場合の攻略法になります*

2.ふんわりしたラブソングを選曲すべし

 自分が歌う番で高得点を狙いたいなら、ふんわりした(抽象的な歌詞の)ラブソングを選曲するのがおススメです。
 レビューにも書きましたが、演歌やヒーロー系はほぼ得点が出ませんし、洋楽ではプレイできません
 また、JPOP系でも、表現が具体的(地名とか固有名詞が多目)な感じの曲は得点が出難いです。
 それらを踏まえながら色々な曲を試していると、中には「この曲の作詞をした人は、『狩歌』のカードを見てから
 高得点を狙って単語を選んだのでは?」
と思うぐらいに(いや、そんなはずはないんですが)、
 ドンピシャで高得点ワードが頻出する曲もあったりしますよ(笑)。



アンケート

評価平均:7.20点
名前 評価 感想
西野沢 JPOPをより多く知ってる人が有利だけど、基本かるた取りなので有利不利とか考えずにワイワイ遊ぶのが楽しい。オタ友と遊べるアニメ・特撮ジャンル版のリリースが待たれます。
ゆうめい 7.5 (詳しい感想は「評価」を参照してください) カラオケ店でゲーム会を行う事がしばしばあるので、隣の卓のゲームが終わるのを待つ間の時間つぶし等にも重宝しています。反射神経の勝負なので、どうしても得手不得手は出ますし、知ってる歌が選ばれた時は明らかに有利になりますが、そこまで細かい事を言うゲームでもなく、皆でわいわい楽しめれば十分だと思います。あと、アニソンでも、ふんわりしたラブソングなら十分いけます!(笑)
アキラ カラオケで行う余興としては充分面白かった。高得点を狙う歌を歌うなら、素直なラブソングを歌うと良かった。(演歌調の曲を歌ったら誰も得点出来ずに焦りました) このゲームで遊んだ後はカラオケで何を歌っても、狩歌で得点になるかどうか、が気になってしまうので初心者は注意が必要。
らくだ まず良いところから言うと、とにかく楽しい。「カラオケガチ勢」は眉をひそめるだろうが、楽しんで歌う仲良しグループには激しくオススメしたい(笑)。本物のかるたのような殺伐感はほぼ無いが、のんびり出来るわけでもないという、遊びとしてのバランスの妙がある。しかしカラオケボックスでやる場合、プレイヤーの場所によって、照明の加減や距離などで有利・不利がどうしても出てくる。また、カードを広げて置くためのテーブルの広さも必要なので、場所を選ぶ。この点をなんとかクリアできればモアベターなのだが…。
重ゲー大好きマン 6.5 お題の単語がいかにも歌詞にありそうで意外と出てこないのが面白い。自分はあんまこの手のゲーム好きじゃないのでちょい点数辛いですが好きな人にはおすすめ。


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