チケットトゥライド 攻略のヒント出張版
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(ヒント1と2は、紹介記事の中にあります。)
3.配牌を見たらまず一筆書きをイメージ
やたら最長路線のボーナスにこだわりすぎるのも考え物ですが、まずは一筆書きを狙ってみましょう。
特に、配牌の目的地カードの点数が低めの時は、最長ボーナスの10点は是非とも欲しい所です。
配牌を見たら、まずはそれらの路線を一筆書きで結ぶ事をイメージして、序盤の作戦を考えます。
とはいえ、最初の方針にあまりガチガチにこだわりすぎず、相手の動向やカードの引き具合によって
適宜予定を変更する柔軟性も大切です。私は、まず近くにある目的地同士を結んだ線を2つ作ってから、
状況に応じてそれらをどう繋げるか、という発想でルートを考える事が多いです。
(例えばA-A´、B-B´、C-C´という目的地カードがあるとして、近いもの同士をA-B-C、A´-B´-C´
のように結んでから、その二つの線の端と端を繋ぐようにすると、自然に一筆描きになります)
4.高得点の線路を狙え
列車コマ1個や2個で敷ける線路ばかりでルートを作っていては、まず絶対に勝てません。
列車コマ1個や2個で敷ける線路を敷設しても、それ自体は1〜2点にしかなりませんが、
列車コマ5個や6個を必要とする路線は、敷設すればそれだけでそれぞれ10点15点と、
中〜上位クラスの目的地カードを完成させたのに匹敵する得点になるわけですから、
完成ルートをイメージる時は、それらの路線をなるべく絡めるようにすべきです。
その際、自分の狙っている高得点の線路に必要な色の列車カードを集めているプレイヤーには、注意しましょう。
相手が上流でその色を奪ってしまって、カードの集め合いで負けそうだと思ったら、
その路線は諦めて、臨機応変に予定変更する判断も時には必要です。
5.混雑しやすい路線は先に確保
このゲームは毎回展開が変わるので、混雑する路線も毎回変わるのですが、
その中でも比較的混雑する(取り合いになる)可能性の高い路線は存在します。
以下の路線は、私が考える特に混雑しやすい路線で、私が重要と思う順に並んでいます。
いずれも代替が利きにくい路線なので、これらの路線が自分にとって急所になっていたら、
念のため早い段階(時には初手で)で確保しておいた方が良いでしょう。
1.アトランタ−ナッシュビル、2.シアトル−ポートランド(3人以下のプレイでは初手で確保!)
3.ロサンゼルス−フェニックス。もう少し挙げると、4.サンフランシスコ−ロサンゼルス、
5.ヒューストン−ニューオーリンズ、6.ニューヨーク−ピッツバーグでしょうか。
複線区間(2、4、6)は、3人以下のプレイでは、重要度が1ランク上がると思って下さい。
6は一見代替が利きそうですが、一度そこに置き始めると、一気に周辺が混み始める場合が多いので、
確保するタイミングには注意が必要です。
6.知っておくべき目的地カード
30個の目的地カードを全て覚えるに越した事はないのですが、そこまでするのが大変でも、
20点を超える以下の4路線位は覚えておくと、作戦を立てたり、相手のカードを予測するのに便利です。
シアトル−ニューヨーク(22点)、ロサンゼルス−ニューヨーク(21点)、
バンクーバー−モントリオール(20点)、ロサンゼルス−マイアミ(20点)
更に余裕があれば、以下の3つも覚えておきましょう。
ポートランド−ナッシュビル(17点)、サンフランシスコ−アトランタ(17点)、ロサンゼルス−シカゴ(16点)
(注)上記の中に、拡張セットで若干得点の変更された目的地カードもあります。
7.他人の目的地カードを予想せよ
終盤近くになって、ある程度列車コマが余って手札の目的地の完成するめどが立った時、
そのままゲームを終らせに向かうか、新たな目的地カードを引くかは悩み所となります。
そんな時、相手の路線の状態や集めている列車カードの色から、
相手の目的地カードを予想出来れば、当然ながら非常に作戦が立て易くなります。
勝てそうなら終らせに行けば良いし、無理そうなら目的地を引いてみるしかないかも知れません。
少なくとも、6で示した高得点の目的地カードを達成されそうかどうか位は、しっかりチェックしましょう。
8.列車カードの引き方
列車カードは、場に欲しい色があれば場から、無ければ山から引くのが基本ですが、
いつも場からばかり引いていると機関車カードが不足してしまいますし、
山からばかり引いているとムダヅモが多くなるので、その辺のバランスを考える事も大事です。
また、場に1枚だけ欲しいカードがある時は、先に場から引くべきです。2枚目に引くカードを、
新たに場にめくれた札と山札からの2択で選べるので、先に山から引くより、ツモ1回分得だからです。
9.目的地カードを引くタイミング
新たな目的地カードを引くタイミングは、配牌の目的地カードが完成もしくは完成のめどが立った時
と言うのが恐らく普通と思いますが、配牌が非常に弱い時には、
早い段階(場合によっては初手)で目的地カードを引いてみるのも一法です。
また、有力なルートが複数あって、どうして良いか悩ましい時に、新たな目的地カードを引いて、
それによってルートを決める作戦もあります。(私達は「目的地に聞く」と呼んでいます)
「目的地に聞こう」と思ったら、引いたのが全然関係ない路線ばかりで、困ってしまう事も良くありますが。(笑)
10.配牌が弱いときはこんな作戦も
やや裏技的な作戦ですが、配牌が弱くてどうしようもないと思った時、目的地の完成を一切考えず、
ひたすら列車カードを集めて、列車コマ6個や5個の高得点の路線ばかりを引いて点数を稼ぎながら、
なるべく早く(相手が目的の路線を完成させる前に)ゲームを終らせてしまうという戦略もあります。
一度、インターネットの対戦でこれをやられて唖然とした事があります。
特に3人以下のプレイでは、ばれないようにやれば上手くいく可能性も結構高そうな気がします。
相手に嫌な顔をされそうなので、特にオフラインのプレイではあまりオススメはしませんが…。(笑)
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