マンハッタン 攻略のヒント出張版


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(ヒント1と2は、紹介記事の中にあります。)


3.ポジションで代わる戦術
 繰り返しになりますが、このゲームは後出し有利のゲームです。
 即ち、各ラウンドにおいてはスタートプレイヤーが最も不利で、
 ラストプレイヤーが最も有利なポジションという事になります。
 当然ながら、各ラウンドでの自分のポジションによって、採るべき戦術も変わってきます
 有利なポジションのプレイヤーは、アグレッシブに「乗っ取り」を仕掛けるチャンスですし、
 特にラストプレイヤーは、是非とも「世界一ボーナス」を狙いたいところです。
 逆に、不利なポジションのプレイヤー(特にスタートプレイヤー)は、原則としてあまり事を荒立てず、
 「ばらまき」でそのラウンドをしのぎ切るのが、基本的な考え方になります。


4.自社ビルを増築する時は1手の価値を考えるべし
 自社ビルを増築する(自分のビルの上に自分のビルを重ねる)事によって、
 ビルの階数で他のプレイヤーと5階以上の差をつければ、
 もはや他のプレイヤーはそのビルに介入する事ができなくなります

 そうする事で、そのビルを自分のビルとして確定する事ができるのは
 ひとつのメリットではあるのですが、実際に自社ビルの増築を考えるときは、
 その着手にどれだけの価値があるのか冷静な判断が必要です
 何もない土地に新しいビルを建てる手は、それだけで1点の価値がある手ですし、
 他人のビルの上に自分のビルを乗せる手は、相手から1点奪って自分に1点増える手ですが、
 自社ビルの増築(自分のビルの上に自分のビルを重ねる手)は、
 それ自体では1点も生み出さない、原則としてやや価値の低い手だからです

 それでも敢えて自社ビルの増築をするのが有効となるのは、
 例えばそのラウンドでプレイ順の早いプレイヤーが、自分の後からプレイする相手の介入を阻止して、
 「世界一」「都市王」を確定させる場合等です。
 各ラウンドのラストプレイヤーは、ラウンドの最後の着手で「世界一」や「都市王」を
 確保しようと
狙っている場合が多いですから、その機先を制するタイミングで
 5階以上の差をつけて介入を阻止する事が出来れば、心理的な効果も非常に大きいです。


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