エンデバー  攻略のヒント出張版

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(ヒント1と2は、紹介記事の中にあります。)


3.第1ターンの考え方
 第1ターンの建築フェイズで建築できる建物は、[造船所][市場][工房]のいずれかです。
 ヒント2では、それぞれのパラメーターをバランス良く成長させるべきだと書きましたが、
 序盤のターンにおいては(意見の別れる所かも知れませんが)行動力の基になる人口を増やす事が非常に重要なので、
 なるべくならば第2ターンの成長フェイズの前までに「文化」のパラメーターを2段階上げて、
 人口を増やす成長レベルを2に上げておきたい所です。

 第2ターンの成長フェイズの前までに「文化」を2段階上げるには、幾つかの方法があります。
 第1ターンのアクションフェイズで[文化トークン](壺のイラスト)を獲得できるなら一番分かりやすく、
 第1ターン(一応第2ターンでも可)の建築フェイズに[造船所]を建築して「文化」を1段階上げ、
 更にアクションフェイズに[占領][出航][文化トークン]を獲得すれば、成長レベルを2に出来ます。
 第1ターンのアクションフェイズの自分の最初の手番の段階で、[文化トークン]を獲得可能な
 ボードの配置になっているならば、 これが最も有力な初手候補のひとつになると思います。
 第1ターンのプレイ順の遅いプレイヤーは、一応[市場]以外の建物を建てた他のプレイヤーが全員
 [文化トークン]を狙っているものと仮定して、自分の手番の時のボードの状況がどうなっているかを考えます。

 自分の手番では[文化トークン]を獲得できない(と判断した)場合でも、
 (自分より先に[市場]を建てたプレイヤーがいなければ)建築フェイズで[市場]を建てておけば、
 [「ヨーロッパ地中海」のレベル0カード]を獲得して、「文化」「財政」を1段階増加させる事が可能です。
 状況次第では、自分の手番で[文化トークン]が獲得可能な場合でも、こちらの選択の方が有力となるかも知れません。
 何しろこうしておけば、陣取りでは一歩出遅れますが、次のターンまで人口マーカーを1個温存する事ができるので、
 次の建築フェイズで[造船所]を立てれば、第2ターンのアクションフェイズで使える人口マーカーは合計5個となり、
 一気に[占領][出航][カードを引く]の3アクションが可能になるのですから。
 但し、第1ターンのスタートプレイヤーは、第2ターンにラストプレイヤーになる為、(特に5人プレイでは)この作戦を狙うと
 第2ターンの建築フェイズの自分の手番までに[造船所]が品切れになっている場合があり得るので注意が必要です。

 第1ターンのプレイ順が遅く、上に挙げたどちらの手段も自分の手番時には不可能と判断した時は、
 「文化」を2段階上げる最後の手段(注)として、(流石にそこまでやるのが良い手かどうかは分かりませんが)
 第1ターンと第2ターンの建築フェイズでいずれも[造船所]を建設するという方法も考えられます。
 (当然ながら第2ターンの自分の建築フェイズまでに[造船所]がなくなっている可能性もあるのですが)

 「まずは人口を増やして労働力強化」という方針であれば、以上のような手段が有力になりますが、
 初手には全く別なアプローチもあります。

 最初に[工房]を建てると、すぐに建築レベルが2になります。
 2レベルの建築物の中に「第2ターンに大急ぎで建てたい」と積極的に思えるものが見当たらない為、
 第1ターンの建築フェイズでの選択肢としては、[工房]の優先順位は低くなりそうに思うかも知れません。
 しかし、3レベル建築物の[ドック]は1度の起動でに2アクションできる非常に強力な建物ですし、
 同じく3レベルの[要塞]も2レベル建築物の[兵舎]の上位互換と、魅力的な選択肢です。
 勿論、4レベル以上の建築物も非常に強力なので、これらの上位建築物になるべく早くアクセスする為に、
 初手[工房]から入る戦術も、実はかなり有力な手段です。


 (注)厳密には、上記以外の可能性として、@初手で[占領]を行って[カードを引くトークン]を獲得し、
    次の手番までに誰かが[「ヨーロッパ地中海」のレベル0カード]を獲得していれば、
    [カードを引くトークン][「ヨーロッパ地中」のレベル1カード]を獲得して「文化」を2段階アップというケースや
    A第1ターンの建築フェイズで[工房]を建築して、初手で[占領]を行なって[カードを引くトークン]を獲得し、
    次の手番で[カードを引くトークン][「奴隷」のレベル0カード]を獲得して一気に建築レベルを3に上げ、
    第2ターンの建築フェイズで(この場合それが良い手かどうかは微妙ですが)[劇場]を建築する
    といったケース等も一応起こり得ます。



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