ゲームの適正人数 その1

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それぞれのゲームには、ルール上プレイ可能な人数が記載されています。
しかしゲームにはそれとは別に、楽しく遊ぶ為に適正な人数と言うものが存在します。

勿論、ゲームの面白さは人によって感じ方が違う訳ですが、
レビュー記事等で、明らかに適正とはいえない人数で1〜2回プレイしただけの感想を元に、
自分の好きなゲームに対して否定的な見解を示されてしまったりすると、本当にがっかりしてしまいます。

ゲームを楽しく遊ぶ為には、適正な人数で遊ぶという事も非常に重要な要素です。
また、「適正人数」の範囲内でも、プレイ人数が変わる事によって
ガラリとプレイ感の変わるゲームも少なくありません。
このサイトのゲーム紹介記事の「アンケート」では、数回しかプレイしていないゲームの感想の場合は、
なるべく何人プレイだったか書いてもらう様にしてもらっています。


「適正人数」についてもう少し詳しく述べます。
まずは、その人数(以下or以上)では、(ルール上はプレイ可能でも)面白く遊ぶ事は出来ないという、
いわば「不適正人数」とも言うべき人数が、ゲームによっては存在する場合があります。
例えば、3人以上でのプレイを基本とするゲームは、2人では面白く遊べない場合も少なくありません。
逆に、ある程度以上人数が多くなってしまうと面白く遊べないゲームもあります。

「適正人数」とは、ルール上プレイ可能な人数から、
こうした「不適正人数」を除外したものと言う事が出来るでしょう。

この「適正人数」にも結構幅があります。
上にも書きましたが、プレイ人数によってプレイ感がかなり変わるゲームも少なくありません。
当然ながら、そのゲームを何人でプレイするのが一番面白いと思うかについても、
人によって結構意見の分かれる場合もあるでしょう。

例えば、「麻雀」は4人でプレイするのが一般的で、それが一番面白いと思っている人が大多数でしょう。(私もその一人です)
しかしながら、「麻雀」は3人打ち(4人打ちとはかなり味わいが違います)が一番面白いと考えるグループも、少なからず存在します。
将棋の先崎八段の著書によると、将棋の棋士同士の麻雀はこの3人打ちが多く、
たとえ人数が4人いても、あえて一人を抜け番にしてまで3人打ちでプレイする場合も多いそうです。

こうした事を踏まえた上で、私の個人的な評価では、「麻雀」というゲームは、
ルール上プレイ可能な人数は2〜4人、「適正人数」は3〜4人、ベスト人数は4人と言う事になります。


その2では、このサイトで紹介しているゲームの「適正人数」について書いてみたいと思います。



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